2024年1月16日
In
伊藤和磨の日々
その後の経過
【どれだけの違いを出せるか】
今回ご紹介するのは、初診と2回目のセッション後の予後についてです。
まだ下肢にしかアプローチできていませんが、右膝が伸びたことにより、左肩甲骨の外転+内旋が改善されています。その結果、左右の肩峰の高さと位置が整いました。
足部から脳へのインプットが増したのか、自然にスタンスが広がりました。
(左が1回目/右が2回目)
あちこちに筋の拘縮と硬結がありましたが、右大腿の前面と外側が顕著でした。
じっくり時間をかけて塊を散らすと、下肢のアライメントが整復され、自然に骨盤-胸郭-頭部の位置が整いました。
歩き方について何もアドバイスしなくても、フォームと歩速が明らかに向上しました。
1回目のセッション前の歩行
2回目のセッション後の歩行
痛みと強張りの箇所が減るにつれて、表情が明るくなり声のトーンも上がりました。
身体に複数の不調を抱えていたら、誰だって塞ぎ込んでしまうものです。
心と身体の関係は複雑なので、常にこちらの思惑通りにいかないこともありますが、この調子で回復してくれることを願っています。