腰痛改善の鍵を握る動作フォーム

〜腰痛改善の鍵を握る動作フォーム〜

どのような部位の症状であろうとも、疼痛や機能障害を引き起こす原因は、毎日繰り返し行なっている動作フォームのエラーにあります。ですから、姿勢改善だけでなく動作フォームを修正しない限り、再発のリスクはいつまでもなくなりません。フォームを修正するには、身体の使い方への理解、姿勢(アライメント)、動かす順番(タイミング)、支点の明確化など、様々な要因を正していく必要があります。どれか一つでも欠けると、一部の組織に負担が集中することになるからです。

動作修正はディテールに拘ることが非常に大切であり、なんとなくできているくらいでは十分な安全性と安定性を獲得するはことできません。そのため、Maro’sでは初診のときに立位の姿勢と着座姿勢、呼吸、歩行などをチェックした後、しゃがむ動作屈む動作のチェックを入念に行なっています。この2つの動作をまともに出来ている方は、ほぼいません。だからこそ、腰や膝を壊す人が後を絶たないのです。

〜たった10分でも見違えるほど変わる〜

短期間で動作フォームを修正させるには、指導者の経験と勘、センスが不可欠。問題点を見つけ出して的確にアドバスをしていけば、10分ほどで危険なフォームからほぼ安全なフォームへとレベルアップさせることができます。このパートは私が最も得意とするところであり、フォームの修正だけでなく不良姿勢と疼痛が同時に改善させるケースが多々あります。

今回掲載する動画は、初診で2つの動作フォームに介入する前と後のものです。所要時間は10分。このクライアントさんは、現在もレベルアップし続けており、当初の問題はほぼ解決されています。年末に上達した様子をアップしたいと思います。

修正前のかがみ動作

修正後のかがみ動作

修正前のしゃがみ動作

修正後のしゃがみ動作