【深いため息は幸せの素】

昔から「ため息をつくと幸せが逃げていく」と言われてきましたが、正しいとは言えないでしょう。

現代人はストレス社会の中で、息を詰めて、息を殺して、息を飲み込んだまま暮らしています。
もしため息をつけなかったら、胸腔の内圧が高いままになり、心臓に高い負荷が掛かります。

ため息をつく意味は、交感神経が過活動を起こしている状態(=心身の緊張状)から抜け出して、身と心をリラックスさせるためです。

ただし、ため息にコツがあります。ハッと短く吐くのではなく、両手を胸にあててゆっくりと胸=胸郭を萎ませる(肋骨が下がる)ようにして、優しく長く吐くことが重要です。

不思議なもので、3〜4回ほど深く長く息を吐くと、どんな怒りも消え去っていくのです。
一方ヒステリックに怒り狂っている人は、呼吸が荒くて短くなっています。

嫌な気持ちを吐き出す為には、10〜15秒くらいかけて吐くと効果的です。
吐き切ったら直ぐに吸わず、2〜3秒くらい息を止めます。

どうか皆さんも、積極的に深いため息をつく習慣をつけてくださいね🍁

⬇️president online記事リンク

https://president.jp/preview/ef20139e0c7fac79d5f0f23d64064fd8965e1d9b