Maro's 腰痛患者の駆け込み寺

2010年02月23日

変化

 ちょっと前の事だが、1月2日に中野ブロードウェイへ行ってきた。
正月休みの店が多く、半分くらいオープンしていなかったが、「まんだらけ」を筆頭にフィギア専門店やアイドルグッズ系の店は通常営業していた。

 弩級のオカッパ頭のオヤジや1:9分けのオヤジなど、スターウォーズに出てくる妖怪顔負けの連中を楽しく観察しながら、1階から3階まで散歩した。(実は4階が最もディープ)
 幼稚園には行かず、4歳から7歳までサンモールとブロードウェイのゲームセンターに100円を握って毎日通っていた。
 ゲームが終わると3階のモデルガン屋のオヤジとライフルについて語り合い、新作の情報を入手する事が日課になっていた。
自分のルーツであるブロードウェイが、秋葉から流れてきたようなオタクたちに占領されていくのは辛い。
 18歳から秋葉のオーディオショップをはしごしていた頃は、純粋な「電気の街」だったが、いつの間にやらあの場所も占領されてしまった。

 今となっては、「昔は秋葉やブロードウェイに通っていたんですよ」などと、誤解を受けるのが恐ろしくて軽々しく口にできない。

 話は2日のブロードウェイに戻るが、2階をぶらついている時にショーケースの中に、植田まさし氏の「こぼちゃん」のサイン入り色紙が飾られているのを発見し、すかさず奥の店員に「すいませ〜ん」と声をかけた。
 「うぃ〜す。」低い男性の声が返ってきたと思ったら、スリットが深く入ったチャイナドレスを着た長髪の可愛い女子が出てきた。
一瞬、「あれ?違う店員か?」と思ったら、低い声の主だった。
「うわっ、こいつ男だ」と驚いたが、やたらと懇切丁寧に商品の説明をしてくれた。
 「まんだらけ」で質問した店員も、警棒で眉間を叩きたくなるようなコスチュームだったが、これまた汗をかきながら熱心に説明してくれた。

 どっぷり昭和色の男なので、ああいう姿の連中を男としてカウント出来ないし、受け入れがたかったが、ちょっと考えさせられるところもあった。

 彼らは好きな事を仕事にして、「不思議な仲間たち」と嬉々として働いている。
そして最低限、自分の趣味を続けられる金を稼げれば満足で、リアルな女性や結婚に興味がなく、車や時計、マイホームなどに興味はない。
帰宅して友達とゲームなどやっていれば、それで満ち足りているようだ。
 多くを求めない代わりに、無理して頑張る必要もない。だからストレスも少ない。 
ある意味、生き方のペースがヨーロッパ人的になったきたかのようにもみえる。
(もうちょっと社会に意識を向けてほしいが)

 わき目も振らずに勉強して一流大学に入る→役所か大手の企業に就職→結婚して子どもを作る→30歳半ばにローンでマイホームを手に入れる→退職後はのんびり隠居生活…こういう人生がベストだと、親や社会から刷り込まれてきた世代からすれば、秋葉や中野でとぐろを巻いている連中を、一人前の大人として見られないだろう。
 彼らの生き方を肯定してしまったら、自分たちがやってきた事、信じてきた事を頭から否定する事になりかねないわけで、団塊世代より上の方たちは絶対に認めたくないだろう。

 自分を含むバブルを知らない若い世代の価値観は、いままでの価値観とは確実に異なっている。
 しかし、40年ちかく会社の発展ために、己を犠牲にしてきたサラリーマンたちの人生と比較(天秤にかけてはいけないが)すると、どちらの生き方が本質的に楽しく幸せなのか私にはジャッジできない。
 
 長い間、日本人にとって「安定」が好まれてきたが、最近では「安定」を退屈と捉えて、「変化」を楽しむ好む人が増えてきているのではないか。
男性を選ぶ基準が、ブランドよりもキャラクターを重視する女性が増えていると思う。
 昔のように、銀行員や商社マンと結婚した女性を「勝ち組」とする時代は終わったのかもしれない。

 JALをはじめ、永遠に存続し続けるかのように思われた大手企業が、バタバタと消滅しており、これまで想像もつかなかった出来事が「当たり前」に起こっている。
 
 同時に、日本人が刷り込まれてきた幸せのカタチや人生観、人間の評価基準も根底から揺らぎ始めているのではないだろうか。

 ブルーハーツで「情熱の薔薇」という曲に、「見てきた物や聞いた事 いままで覚えた全部 でたらめだったら面白い」というフレーズがある。
 当時は「臭え歌詞」だと思ったが、大人になって周りを見渡すと、なんだかこの歌詞の通りになってきたなと思う。
 
 頑張り過ぎた反動で、頑張らない時代がやってきた。
10年〜15年後くらいに、ちょうど良いバランスに落ち着くと良いが。
ニックネーム    at 23:48 | 今週のぼやき

2010年02月22日

のびたJAPAN

今回はサッカー日本代表について、独断と超偏見をもって勝手に書かせていただく。

 先日の日韓戦、招待券をもらったので久々に代表選を観てきた。
寒いしあまり今の代表に関心がないので、当初は後半20分くらいで抜け出して、旨いものでも食べに行こうと思っていたのだが、あまりにも不甲斐無い様を見せられたので、ついつい試合終了間際まで観てしまった。

 いったい、どちらがホームチームなのか分からない程、代表チームの士気が低かったように見受けられた。
単細胞のマルクス君が相手陣地で無意味で無価値なファウルを犯して退場させられ、ベンチ脇を通過して控室に引っこむまでの間に、ベンチのスタッフは誰も彼に寄っていかなかった。
 一方、韓国選手が退場して引っ込む時には、すかさずベンチにいたスタッフが動いて、選手にベンチコートを着させ、肩を抱き抱えながらスタンドの下に入っていった。
 マルクス君が犯したファアルが馬鹿げていて、言葉のかけようがないのは分かるが、こういうところにも、ベンチワークの違いとチーム内の温度の違いを感じ取れた。

 ざっくりと観ていて、稲本選手以外で気概が感じ取れる選手がいなかったのが残念だ。
Jリーグレベルならば、華奢な内田選手のような肉体でも技術が活かせるが、世界のトップレベルの選手を相手にしたら、彼のような肉体では腕の力だけで押さえつけられてしまうだろうし、相手FWからしても全く怖さを感じないだろう。
 両サイドバックの身長が極端に低いが、あれでオランダやカメルーンと空中戦で対抗できると思っているのだろうか。

 国際試合で勝つには、多少足先が不器用でも本当の意味で「闘える選手」がもっと必要だ。
 ヒデはバリバリのテクニシャンではなかったが、アジア人にしては圧倒的に肉体と精神が強かった。
 彼にドイツ杯の時の様子を聞いたら、「合宿でみんなの表情を見たら、これは勝てないなってやる前から分かったよ。みんな出場した事で満足しちゃってんだもん。」
「俺は食ってやろうと思ってた。世界に自分を売り出すチャンスだと思ってた。」と言っていた。
 宮本恒靖からも当時の事について色々と話を聞いているのし、ヒデの意見や主張だけを鵜呑みにすることはないが、この点に関しては彼が言っている事は普通だし同感だ。

 私が観た日韓戦は、リスクを負わない選手が多数を占めていて、相手にとって脅威ではないプレー、そして観客にとっては退屈で歯痒いプレーに終始していた。
 
 それにしても、どうして再び岡田氏を監督にしたのか川渕氏の意図が理解できない。(早稲田の繋がりか…)
フランス杯の時に加茂氏が更迭されて、急きょ「岡ちゃん」が監督に抜擢されたわけだが、またオシムの代わりに代表に抜擢されるとは…。「棚ぼた」にも程がある。
彼はJリーグレベルの監督であって、代表を率いる器とは思えない。

 代表監督に必要なのは、戦術的な能力はもちろんの事、生まれながらにして備わっている「オーラ」がなくてはならないと私個人は思っている。
トルシエ、ジーコ、オシム…それぞれに強い個性があり独特の色気があった。(トルシエ、ジーコは問題も起こしたが)
 多くの国民は「いざとなったら何かやってくれるのではないか」という期待感を持っていたが、岡田氏にも同様の期待感が持てるだろうか。

 代表の首脳陣は、ジェフ千葉、旧古川電工のしがらみで構成されている気がする。
一般的に監督が交代する時は、脇を固めるスタッフ陣も丸ごと変えるものだが、オシムが倒れて岡田氏に代わる時は、コーチ、メディカルスタッフ(元ジェフ千葉)はそのまま残った。なぜなら、みんな岡田氏のYesマンだから。

 毒を吐かせてもらえば、私には岡田氏のルックスが「40年後ののびた君」にしかみえない。
やっぱりドラえもんが傍に居てこその「のびた君」である。(誰かドラえもんを招聘してやれ)
 韓国戦の敗戦は、劇的な監督交代劇を引き起こすチャンスだったと思う。
そうすれば、マスコミと国民の注目をサッカー日本代表に集められ、南ア杯への低い関心を再び高められるチャンスだったのに…、犬飼会長はそのチャンスを逸してしまった。

 こうなったら仕方ない。大人しく応援するしかないか…。
無責任な事を沢山書いたら、少し気分がすっきりした。
 
 もういいや。
 
 それいけ!のびたJAPAN! 目指せ予選リーグ ベスト4!!!

  
ニックネーム    at 00:01 | 今週のぼやき

2010年02月17日

壊されていく本能

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祈る子どもたち

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奥に見える炎は遺体を焼く「焼き場」

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ガンジス河で

 わが子を虐待死させるニュースが後を絶たない。
今日、2歳の子どもを電子レンジや洗濯機に入れるなど、想像を絶する虐待を繰り返した揚句、ごみ箱に入れてベランダで12時間放置して死なさせた35歳の夫婦のニュースを見た。
 こういう輩は下等動物にも劣る。
どんな動物も狩りに出掛けて、自分の子ども餌を与えて独り立ちできるまで育てあげる。(雌ライオンが雄ライオンに服従を示すために、自分の子どもたちを殺す特別な行為を除く)

 こういう事件が日本だけで起きているわけではないが、今の社会の一体何が若い人たちの本能を壊したのだろう。
 国が全体が豊かになり、親が子どもの行く先にある「雑草」を排除する余裕が生まれ、子どもたちは不自由なく育っているようにみえるが、実はその過保護な育て方が、最も大切な我慢や忍耐力を養う機会を奪っているのかも知れない。
 
 今よりも経済的に苦しかった時代は、両親の大変な姿を見て「いつまでも苦労をかけちゃいけないな。自分が大人になって親を楽にさせてあげたい」と思わせる環境があった。
(現在も貧しい国の子どもたちは、たとえば「将来、サッカー選手になって親を楽させてあげたい」とはっきりと言う) 

 しかし、親の苦労する「背中」を見て育っていない子どもは、まるで塾や予備校に通っているのが義務を果たしているかのような顔をし、親に感謝の気持ちを持てないまま自分ひとりで大人になったかのような錯覚を起こしている。
 多くの親はお小遣いを削って、何とか学費や予備校代をねん出しているのに、「見えないお金」を出すだけでは、子どもは有難味が湧かないのだろうか。
 
 反対に、有名な進学校にさえ入学させられたら、あとは自動的に立派な人間に育つと思っている親も少なくないようだが、学校は人生観や哲学、美学を教えてくれるところではない。 
 自分よりも大事な存在ができる事の幸せと苦しみ…重圧は、親が身を削りながら子どもに教えるしかないだろう。

 これまでいくつかの貧しい国を旅して、親に捨てられても(売られて)必死に逞しく生きている子どもたちを何度も目にしてきた。
 また、親がいても4〜5歳から当たり前に働いている子どもたちにも沢山あった。

 彼らの目は淀んでいない。
油断すると目を反らしたくなるほど瞳の力は強く、大人に同情など求めていない。

 「親がなくとも子は育つ」
 
 頼るべき親に虐待されて殺される子どもに比べたら、貧困な国に生まれ育った彼らの方が、よっぽどマシではないか。


 
ニックネーム    at 01:21 | 今週のぼやき

2010年02月13日

マニア

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 図体とは裏腹に精巧に作られた小物が大好きで、小さい頃から「おでん屋」や「ラーメン屋」や「農家」といったプラモデルを組み立てて飾るのが趣味の一つだった。
 Nゲージに手を出したことはないが、リアルなジオラマの製作が出来る人に対して素直に尊敬してしまう。

 昨年の4月、ネットでビートルズのフィギュア(ビートルズ、チャップリン、寅さん以外のフィギュアには興味ないので誤解なきよう)を探していたら、名古屋の骨董品屋に20年前のプレミアつきの品があった。
 このフィギアは10代半ばの頃、幡ヶ谷の商店街をランニングしている時に、普通の文房具店のショーケースに非売品として飾ってあった物と同じで、「いつか強奪しよう」と妄想していたくらい欲しかった物だった。
 
 電話で状態を確認したところ、感じの良い年配の店主は「未開封の品物ですよ」とのことだった。 結構高価だったが迷わず注文した。

 箱から4体を出してみると、どこから見ても開封品であり、しかもポールの手首が折れていた。
 翌日、店主に電話で状況を説明すると快く4万円負けてくれた。

 多分、2度とネット上に現れることはない代物を手にして満足している。
事務所の玄関に置くか迷ったが、今は書斎の本箱に飾っている。

 
ニックネーム    at 22:32 | 今週のぼやき

2010年02月05日

ついに

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 本日は沼津市の全小中学校(48校)の先生方を対象にした講演をしてきた。
この4年間で16校の小中学校で姿勢セラピーの講演を開催してきたが、ついに私が最も望んでいた先生を対象にした講演を開催できた。
 
 今回は、子供たちの姿勢や正しい動作をチェックするためのガイドラインを紹介した。

 子供を相手にした講演の方が、傍目には微笑ましく映るかもしれないがリマインド効果が薄く、その学校に根付くには至らない。
 やはり先生方に実際に体験してもらい、彼ら自身が「これは良い!」と実感しなれば、児童・生徒たちに継続的に指導してもらう事は難しい。

 昔は姿勢が悪い子供の背中に定規を挿しこんだ先生もいたが、あれは医学的な見地からみても非常に理に適っている。
 今の子供も、先生から姿勢や屈み方、呼吸法などを煩く言われ続けていれば、大人になって多くの人々が経験する腰痛症や肩こり、偏頭痛に悩まされる事もなくなるだろう。

 様々な方たちの協力を頂いたお陰で、今日の講演を開催することができた。
私の至上命題でもある「保健体育に姿勢と日常動作を取り入れ、日本から腰痛症をなくす」の目標を達成するために、これからも前進し続けたい。

『本日の講演内容』
1.立位姿勢のチェック法
2.理想的な座位姿勢
3.理想的な歩行フォーム
4.正しい屈み方、持ち上げ動作
5.正しい腹式呼吸と胸式呼吸
6.短縮しやすい筋肉のストレッチ
ニックネーム    at 00:19 | 講演活動
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