楽に立てるスプリットスタンス

 みなさん、こんにちは。

前回、ご紹介したつま先を正面に向ける立ち型=スタンスを実践されていますか?

 スタンスを腰幅にしてつま先を正面に向けると、拇指球が意識しやすくなりバランスが安定するうえに、骨盤が前方にスライドするのを防止できます。

 しかしながら、長時間足を平行にして立っている(=パラレルスタンス)と、窮屈さを感じて疲れてしまうかも知れません。

今回は、パラレルスタンスよりも楽に立っていられるスプリットスタンスをご紹介いたします。

 

 

 

 まず、足を前後に開きます。足を前後に開く間隔は、半足分でOKです。

次に後ろ足の踵と拇指球に80%くらい荷重します。

前後に開脚することにより、バランスを崩して後方に倒れてしまうリスクがなくなり、上半身の余分な緊張がとけてリラックスできます。さらに、背骨が理想的なカーブに収まるのです。

 この立ち型をスプリットスタンスと呼びます。ひらたく言うと半身立ちです。

ときどき前後の足を入れ替ることがポイントです。そうすることで、身体に偏った負担をかけずに済みます。これは膝痛や股関節痛、腰痛の予防改善にも繋がります。

ぜひお試し下さい。

 

梶葉