基本のスタンス

基本のスタンスをご存知でしょうか。

学生時代に直立姿勢(気をつけ)を叩き込まれてきた多くの日本人は、両足を揃えて立つ傾向があります。

しかしながら、スタンスが狭いと床が身体を支える面積(base of spport)が小さくなるため、バランスが安定しずらく上半身も緊張して固まってしまうのです。

基本のスタンスは、股関節の真下に母趾が位置する幅です。いわゆる腰幅というものです。つま先=母趾を正面に向けると、拇指球で床をとらえられるようになり、理想的な姿勢に収まりやすくなります。

一方、つま先を開くと骨盤が前方に抜けて、スウェイバックという不良姿勢に。
内股になると骨盤が過度に前傾して反り腰になります。

ときどきスタンスとつま先を正していれば、最適な姿勢を定着させることができるのです。ぜひお試しください。

梶葉