新刊発売のお知らせ

9月14日に光文社新書より
【痛みが消えていく身体の使い「型」】が発売されます。

https://www.amazon.co.jp/%E7%97%9B%E3%81%BF%E3%81%8C%E6%B6%88%E3%81%88%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%8F%E8%BA%AB%E4%BD%93%E3%81%AE%E4%BD%BF%E3%81%84%E3%80%8C%E5%9E%8B%E3%80%8D-%E5%85%89%E6%96%87%E7%A4%BE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E4%BC%8A%E8%97%A4-%E5%92%8C%E7%A3%A8/dp/4334046282?qty=20

学校や病院、フィットネスジムでは教わることのない、効率的な身体の使い「型」を身につける為の本です。

私たちは、立ち型、歩き型や呼吸の仕方、椅子の座り型、持ち上げ型、屈み型など、誰かに教わることなくいつの間にか修得してきました。
しかし、それらは我流であるため、どうしても間違いやエラーが生じます。
その間違いやエラーを着実に見直していけば、痛みや機能不全の本質的な要因が改善されていきます。

椅子にきちんと座っていられない子どもたち、ヒールで膝を曲げて鳥のように歩く女性たち、腰を丸めて物を持ち上げる人たちなど、明らかに身体に悪い姿勢やフォームで暮らしている人が大半を占めています。

分かっていても姿勢が崩れたりおかしな歩き方になってしまうのは、筋力や柔軟性が不足しているせいだと考えがちですが、それだけではありません。
和装で床に座っていた時代の生活様式や身体技法の名残と、控えめで謙虚な日本人の精神文化なども色濃く影響しているのです。

普段着や家具などが、和式から洋式に置き換わってから80年ちかく経ちました。けれども、身体の使い型は昔のままと言っても過言ではありません。

多くの人は、浮世絵や日本画に描かれている人物たちと同じく、常に膝を曲げて前傾姿勢で活動しています。
身体の使い型もアップデートしていかなければ、様々な身体的トラブルに見舞われるリスクが高まります。
筋トレで筋力アップするだけでは、姿勢や動きの型は改善されないのです。

型なしのままで暮らしていることにプラスの要素はありません。一方、型を身につければ状況に応じて、型を破って適応することができます。
型は鍛えるものではなく磨いていくもの。
健康を維持するには、加齢と共に変化する身体の状態に応じて、まめに型を修正してエラーを修正していくことが肝要です。

やっているつもりorできているつもりの姿勢や動作を最適化すれば、しつこい痛みや不調が消えていき、これまでよりもずっと楽に身体を動かせるようになるはずです。

この本では、動き型やエクササイズ、セルフケアをすべて動画(61本)で解説しています。スマホをQRコードにかざすとYouTubeに飛ぶ仕組みになっています。

最適な型を身につけて、日常生活に活かしてもらえたら本望です。

【章立て】
1章 型なしになった現代人
2章 腰痛にならない座り型
3章 疲れとストレスを消す呼吸のしかた
4章 身体の歪みを整う「歩き型」
5章 知らなきゃ損する「かがみ型」と「しゃが み型」
6章 「頚性うつ」の予防と改善