2019年9月21日
In
伊藤和磨の日々
復活
悲願が叶いました。
今日、大関復帰を決めてくれたお陰で、5月15日に止まったままだった時計の針が、再び動きだした気がします。
この4ヶ月間は、色々な意味で彼を逞しく成長させる糧になったようです。
あの経験は二度と勘弁だと思うが、もう一つ上の番付に上がるために、必要な試練であったと思います。
大関になってから泣く日が多かったようだが、これからは笑える日が増えるはず。心根の優しい人たちに支えられて。
来場所の大関 貴景勝は、夏場所のときの大関とはひと味もふた味も違います。
幾多の障壁を越えて靭くなった勇姿を、沢山のファンに観てもらえることが楽しみです。
老練な80歳と無邪気な10歳が共生する稀代の勝負師。
この一年半、ジェットコースターに乗っているようなスリルを味わせてくれたことに感謝しています。
ともかく今は、怪我なく場所を終えてくれることを祈っています。