2018年3月20日
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伊藤和磨の日々
ラフォーレ原宿 セミナー
昨日は、ラフォーレ原宿のショップ店員さんを対象にしたセミナー講師を務めました。
会場は、ラフォーレの裏にある東京中央教会。
座りっぱなしよりは立ちっぱなしの方が、体へのダメージは少ないと言われていますが、インヒールの厚底ブーツを履いて毎日6〜8時間も立っていたら、足腰へのストレスは自ずと高まります。
踵からの感覚入力を高めてハムストリングスで骨盤を支える立ち方を身につけるには、スタンスとつま先の角度、膝の緩め方を身につける必要があります。
記念撮影のように体を硬直させた状態を、良い姿勢だと認識している人が多いのですが、これは違います。
姿勢は構えであり、すぐに動き出せる準備が整っているのが良い姿勢なのです。
万物が揺らいでいるのと同じように、人間もつねに一定の幅で揺れている方が、安心してリラックスできます。
だから、どんな体勢であってもリズミカルに体を揺らすことを心がけて頂きたいと思います。
今回のセミナーでは、体に分布している「スイッチ」について、実践を交えながらレクチャーしました。
スイッチが入った時の変化に「おおっ!」「えー!」といった驚嘆の声が上がっていました。
体を鍛えるよりも、使えるようにすること。
それが中枢神経系と脳の良いネットワークを強化することに繋がります。