椎間板ヘルニアであっても

 ↑展示会でも即完売になり、入手困難な益子焼のアーティストさんのタイムライン。 こういうメッセージが自分を後押ししてくれます。。 本当に気立の優しい方で、その人柄が作品に投影されています。  顕著な椎間板ヘルニアであっても、保存療法で凌いでいける可能性があることを、腰痛に苦しむ人たちに体験してもらいたいです。 とにかく、もっとがんばろうと思います。    

Maro’sリニューアル その1

代官山にあるオートバックスの建物から移転してきて、今年の4月で10年が経ちます。ほんとにあっという間でした。 10周年を意識したわけではないのですが、ブルーのマットの上に木目のマットを敷きました。  クライアントさんから「明るくなったね!」「前はトレーニングする場所って感じだっけど、雰囲気が柔らかくなった」と大変好評。 「床暖いれたの?」と尋ねる方も結構いるのですが、そんな予算はございません。  なかには、「前の青いマットは酷かったよね〜」という方も😅  3月にはHPをフルリニューアルします。 さらに、スタジオをリノベーションして、2つの治療部屋を一つにします。これは、この10年で最も大きな変化です。 これまでも自由にやってきましたが、この先はそれをとことん極めようと思っています。いつどうなるとも分からない世の中ですから、やりたい事は絶対に後回しにしない。  人生、これからが本チャンだと思っている幸せな47歳です。こらからも、どうか一つ🙏🏻

その後の経過

【どれだけの違いを出せるか】 今回ご紹介するのは、初診と2回目のセッション後の予後についてです。   まだ下肢にしかアプローチできていませんが、右膝が伸びたことにより、左肩甲骨の外転+内旋が改善されています。その結果、左右の肩峰の高さと位置が整いました。   足部から脳へのインプットが増したのか、自然にスタンスが広がりました。 (左が1回目/右が2回目)   あちこちに筋の拘縮と硬結がありましたが、右大腿の前面と外側が顕著でした。 じっくり時間をかけて塊を散らすと、下肢のアライメントが整復され、自然に骨盤-胸郭-頭部の位置が整いました。 歩き方について何もアドバイスしなくても、フォームと歩速が明らかに向上しました。 1回目のセッション前の歩行       2回目のセッション後の歩行   痛みと強張りの箇所が減るにつれて、表情が明るくなり声のトーンも上がりました。 身体に複数の不調を抱えていたら、誰だって塞ぎ込んでしまうものです。 心と身体の関係は複雑なので、常にこちらの思惑通りにいかないこともありますが、この調子で回復してくれることを願っています。

底から這い上がる

【匙を投げられた患者さん】 10数年前に登壇した神奈川県の鍼灸師会したことがあるのですが、それに参加された鍼灸師さんから慢性疼痛に悩む患者さんを紹介されました。どこの医師にも匙を投げれられてきたそうです。 その方は3年前に椎間板ヘルニアが原因で休職。その後、ひどくなったり軽減したりの繰り返しており、月1回の硬膜外ブロック注射を継続中。痛みが治らず動きが不自由になり、起床後起き上がるのに15分ほど、なかなか靴下も履けず、洗顔が困難な状態でした。 全身の強張りを和らげ、腰痛を治すこと。生活習慣上の癖を知り、必要な筋力をつけることが目的でいらっしゃいました。   〈下記の動画はセッション前の歩行の様子です。ご本人が自覚していた部位とは別のところに、姿勢や日常動作の妨げになっている強張りや拘縮、トリガーポイントが点在していました〉   【やるべき事をやれば必ず変わる】 施術後は下肢の関節の可動性が回復し、歩行フォームが格段にスムーズになりました。モザイクで表情をお見せできないのが残念ですが、顔つきも格段に明るくなりました。 当然のことですが、痛みの感じ方も軽減しているようでした。次回のセッションまで少し時間が空きますが、今のところ良い状態をキープできているようで、睡眠の質も向上しているとの報告を受けています。 人体は複雑で奥深いものなので、この先どのようになっていくのかは誰にもわかりません。さらにコンディションを上げて、それを維持するためにできる限りのサポートをしていきます。 彼女と同じように、治すことを諦めかけている人にこそマロッズに足を運んで欲しいと思います。