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病院で病人になる

本日は、秋田県から81歳の男性が来院されました。
右脚の股関節に先天的な問題があり、長い間、痛みと機能障害に悩んでこられたそうです。

医師からは、「これ以上の事を望むなら、人工股関節の手術しかない」と言われたとのこと。
似たような話を、患者さんたちから山という程聴かされます。

手術など絶対にしたくないと断り、ご自分で色々とリサーチしていたときに、拙書「腰痛はアタマで治す」を購入され、マロッズの事をお知りになられたそうです。

自分で何をすれば良いのか教えて欲しい。
そのアドバイスを求めて、遠路はるばる4時間半かけて来院されました。

本質的な原因は、股関節ではなく足部のアライメントにありました。足関節の回外を修正すると、脊柱の側彎も消失。
大腿直筋と中間広筋の拘縮と癒着を改善すると、股関節のモビリティ、スタビリティが大幅に向上しました。

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※当たり前の話ですが、姿勢も改善します。
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最後に、歪みのパターンから抜け出す為の、ホームエクササイズを指導して終了。

「こんなに動くようになるものなんですね〜。 いゃ、来てよかったなぁ」、そう仰ってお帰りになられました。

全国には、「不要な手術」を勧められて、仕方なく受諾してしまう人、メスを入れたら治ると過剰に期待してしまう人が大勢います。
病院で病人にされて、治るものも治らない…決して珍しいことではないはずです。

今後も、手術を勧められている方や、ドクターショップをされている方などを、一人でも多くヘルプできたらと切望しています。

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STORY10月号記事掲載

 本日9月1日発売の女性誌『STORY』に、「不調知らずの姿勢リセット」と題した記事が、掲載されています。P214〜P217

 40代になると、見た目年齢だけでなく、健康面にも大きな差がでてきます。
本誌の読者アンケートでも、肩こりや腰痛を訴える方が多いだけでなく、プロポーションが崩れてきたことを、気にされている方が大勢いました。
 私自身も40歳を過ぎてから、節々の痛みがでたり、治りが悪くなったりしていることを実感しています。認めたくはないけれど、体は正直です。

 様々な要因が、私たちにとって好ましくない変化=老化を促進しているわけですが、なかでも、姿勢と呼吸パターンの悪化は、身体面と精神面の両方に多大な悪影響を及ぼします。
 姿勢の悪さや呼吸が浅いことを、自覚している女性は大勢いますが、どのように改善すれば良いのか分からない人も、等しく大勢いるようです。

 姿勢と呼吸は、密接に関係しています。
呼吸の仕方に問題があると、反り腰や猫背になるばかりか、慢性的な肩こりと腰痛を招きます。
 姿勢が悪いと呼吸が浅くなり、交感神経が活性化して、常に体が緊張した状態に陥り、いくら寝ても疲れが抜けなくなってしまうのです。
 また、呼吸数と心拍数、血圧、phが上昇して、循環器系の負担も増大します。
 しかしながら、現代人の9割近くの人が、肩を上下させて息を吸う「浅い呼吸」になっています。ハイヒールを常用する女性は、尚更、この傾向が強くなります。
 
 こうした問題を改善するのに、きついエクササイズは必要はありません。
姿勢や呼吸は、頑張っても改善しないのです。
 本企画でご紹介している「4つのキーポイント」を覚えて、時々それを「意識」するだけで、足底や横隔膜 から入力される情報を「脳」処理して、姿勢と呼吸を「自動的」に整えてくれます。
例えば、膝を少し緩めて踵に感覚入力をしてから、膝を伸ばして立つと、太腿の裏側と腹筋群が自動的に働いて、不良姿勢から理想的な姿勢に変わるのです。
 
 ジムに通う時間がない。運動が好きではない。三日坊主で続かない。
そんな方にオススメです。
ウソみたいな話ですが、試せばわかるはずです。

それでは、続きは紙面で。

想いを電波に

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「小中学の体育でかがみ方、しゃがみ方、捻り方を教えたら、日本人の腰痛がなくなる」というメッセージを電波にのせられた事が良かったです。

どの業界でもテッペンに立つ人は、謙虚で強いハートを持っていると思いました。

FMTOKYO 高橋みなみの「これから、何する?」(生)出演のお知らせ

明日28日水曜6:30〜6:40まで、J-wave 別所哲也さんがパーソナリティーを務める「MORNING RADIO」に出演します。

MORNING RADIO
また、6/29 木曜 13:30〜14:10まで、FM TOKYO 高橋みなみさんがパーソナリティーを務めている「これから、何するの?」のベスト3先生というコーナーに出演します。生放送です。

FMTOKYO高橋みなみの「これから、何する?」

タイミングが合えば、是非お聴き下さいませ。

 

 

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舌の位置と首の痛みと安定性

 首を動かした時に痛みや強張りがある人は、首を動かす前に、口を閉じて舌先を口蓋(上の歯の裏側)に押し当てておきましょう。

舌を動かす筋群は、舌骨を介して様々な方向から付着していますが、舌先を口蓋につけることによって、頚椎の関節をサポートする深層筋が働きます。

たったこれだけの事で、首を動かした時の痛みと不安感が和らぎます。

試しに、開口して舌を緩めた状態にして、掌でおでこを押したときと、閉口して舌先を押し当てた状態でおでこを押したときの、頭と首の安定感と抵抗力を比べてみて下さい。

さらに、閉口して舌を押してた状態では、頭部を前に出そうとしても、動かないことに気づくはずです。
つまり、万病の元であるヘッドフォワードポスチャーを予防して、全身的な不調の予防・改善に役立つという事です。

コンタクトスポーツをしている方は勿論のこと、ゴルフやテニスなど上半身を素早く回転させるスポーツをされている方も、プレー中は閉口して舌先を押し付けておく癖をつけましょう。

PCやスマホを操作しているときも同じです。
8kgちかい頭の重さを長時間支えて、首肩への負担を軽減するためには、軽く頷いて、舌先の位置を固定しておくことが大切。

アゴトレには、自分の首を守る為に必要な情報とスキルが沢山載っています。
些細な事でも継続していると、明らかな違いがでます。

DVDは61分ありますが、全部見る必要はありません。
症状ごとに種目が分類されているので、御自分の症状に合わせて選択的にご覧下さい。

頭痛・首肩の痛みと強張りを動かしながら治す アゴトレ amazon

※知人から届いた画像

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呼吸と姿勢と痛み

呼吸への介入で自律神経の働きが変わります。
副交感神経にスイッチが入ると、脳の働きが変わり、自然と姿勢が整います。

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介入前の呼吸


介入後の呼吸

今までアレコレやっても前のめりの姿勢と、首や肩凝り、腰痛が改善しなかった人たちが、呼吸のエクササイズでコロッと変わる様子を、毎セッション後に見ています。

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主に上部胸郭で呼吸していた人が、横隔膜を使った呼吸に変わったとき、体の背面の筋緊張が緩和して、寛骨の過度な前傾と腰椎の前弯が改善されます。
そして、股関節や肩関節の可動域も大幅に改善します。

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先ずは呼吸から。
呼吸が変われば姿勢が変わる。
姿勢が変わると機能と痛みが変わる。

この先に拡がる可能性を強く感じるこの頃。
これからも精進致します🙇🏻

ヘルニア2月

椎間板ヘルニアの経過

3日前に信濃町にある某大学病院でMRIを撮ってきました。
嬉しい事に、11月に撮ったときよりも、椎間板ヘルニアは小さくなっていました。症状は、疲労が蓄積すると左脚の脛に軽い違和感が出る程度です。

ヘルニア11月
11月に撮影したときの画像

ヘルニア2月

2月22日の画像 ヘルニアが狭小化して、脊髄への圧が軽減されたように見える

 担当医師は、同大学病院の准教授ですが「なんでヘルニアが小さくなったのか分かりませんが、まあ、良い方向に向かっているということで安心しました。重たい物を持ったりしないで、現状の生活を維持する感じで過ごしてください」というコメント?意見?でした。

 「あのさ、偶然に小さくなったんじゃなくて、アタマ使ってヘルニアが改善するように努力してるんだよ」と言いたい。
  トータルで2時間かかって、診察時間は3分間。指一本カラダに触れることなく、何に気をつけているのか、どんな暮らし方に変えたのか、そんな事すら質問しない。

 病院の診察に対する思いは、新書「腰痛はアタマで治す」に書いたので、今更あれこれ言うつもりはありませんが、あれで診察したことになるんだから。。。敵いません。

 最近、テレビや雑誌で盛んに「85%の腰痛は原因がわからない」と言っているようですが、原因が分からない理由は、シンプルだと私は考えています。

 85%の腰痛症は、画像検査の結果には描出されない軟部組織の機能的な問題に原因があるからです。
 これらの問題は、実際に触診したり抵抗を加えたり、自動・他動で動かさないと原因が特定しにくいのです。
 少なとも、座る姿勢や歩行、下肢の機能、かがみ方や持ち上げ方などのフォームをチェックしなければ、本質的な原因はみえてきません。

「痛みがある場所に原因はない」
リハビリの父であるヤンダ博士の言葉に誠がある。

 腰痛症に限ったことではありませんが、運動器の問題に対して機能と構造の両方から切っていかなければ、100年経っても状況は改善しないでしょう。
 椅子に腰掛けたまま診断するってことは、車のボンネットを開けずにエンジンが故障している場所を言い当てるようなものです。

 機能面から問題を切れば、パンドラの箱を開けることになります。刻々と変化する動きを3次元で分析して解析する必要があるわけですから、静止した写真と睨めっこするのとはワケが違う。

 面倒でも困難でも、一生をかけてそこを追及することが、「専門家」と呼ばれる人たちの使命であり、人から尊敬される職業なのだと思います。 

 先進国のなかで日本の医療レベルは、制度的な問題や既得権者たちの利権を守るために歪められ、大幅に遅れているところが多々あります。
 保険制度に革命でも起こらない限り、腰痛症に対する療法は、これからも進歩しないのかも知れません。

 立場が異なると景色も事情も変わるので、医師にしか分からない事や悩みも沢山あると思います。

 けれども、ベルトコンベアー式の診察という悪しき慣習から抜け出せないままだとしたら、医師としての信頼感と説得力を十分に活かしきれず、とても勿体ないことだと思います。

例えば、下記のテストを実施した場合の所要時間は4〜5分ですが、これだけでも腰痛症の原因を特定するのに、重要な情報が得られます。

1.姿勢検査 2分 (前額面と矢状面で、それぞれ4パターンに振り分ける)
2.座り姿勢のチェック 30秒
3.下肢の可動性チェック 30秒
4.しゃがみ方、屈み方のチェック 30秒
5.荷重バランス5秒 (2つの体重計で計測)

 医師が行わなくても、PTが隣で計測すれば診察時間は延びないはず。

 患者の中には「医者に行っても治してくれない」と勘違いしている方もいますが、医者は診る事が第一の仕事であって、治すのは自分自身です。

 医師には、「結果」ではなく「原因」を丁寧に説明し、何に気を付けていれば予後の悪化を防げるのかを、アドバイスする責務があると思います。

  兎にも角にも、数分の診察時間であっても、双方にとって有意義な時間になるように、もうちょっと工夫して頂きたいと強く願います。