Dynamic Spine研修会

21〜22日に、東小金井にある社会医科学技術学院にて、Spine Dynamicsの研修会に参加しています。全カリキュラムを受講するのに26日かかりますが、コツコツ参加していこうと思っています。

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Dynamic Spineの特徴は、整形疾患に対して形態学ではなく、運動力学の観点からアプローチすること。
患部を治療に固執するのではなく、患部に負担をかけている要因を見つけて、そこを改善していく。

疼痛や障害の発生機序を、ニュートンの第3の法則(作用-反作用の法則)を元にして、脇元幸一先生が丁寧に解説されていました。

専門家の考え方や理論、手法は、それぞれ異なりますが、膨大な時間と労力を費やして得られた、貴重な知見と技術をシェアしてもらえるのは、この上なく有難い事だと感謝しています。

DNSセミナー受講

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8〜9日とDNSのセミナーを受講。

今回学んだ事や気づけたことを、じっくりと時間をかけてマロッズのプログラムに落とし込んでいきます。
色んな意味で濃い2日間でした。

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ツネ

あるセミナーを受けに大阪へ。
本来なら、自宅から徒歩15分のところにある初台のオペラシティで受講できたのですが、主催者側と行き違いがあり、大阪まで来る羽目に。
偶然、恒の予定が空いていたので、1年ぶりに心斎橋のイタリアンで御飯。

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彼が20年通っているお店らしく、スタッフの方々が全員厚く持て成して下さいました。
一緒に過ごしたザルツブルグでの想い出話や理想の監督像、子供のことなど、話は尽きず、楽しい時間は瞬く間に過ぎていきました。

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女性自身連載 最終回

女性自身の連載は、これで最終回です。

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女性自身 腰痛改善テクニック連載

1回目と2回目でご紹介した「ロックバック」と「膝立ちヒップヒンジ」を、実生活で活かすためのまとめになります。

少なくとも、このテクニックを実践していれば、ギックリ腰にはなりませんし、屈んだ時に腰にピリッとくる怖さもなくなるはずです。是非、ご参照下さい。

肩の痛みと機能不全への介入

大腸癌が肺と皮膚に転移し、ステージ4と診断された患者さん。

 国内では認可されていない治療薬によって、現在は腫瘍が消えています。腫瘍マーカーも一桁台に定着。 
 しかし、左肩甲骨と肩関節に、持続的かつ強烈な痛みがあって紹介されて来院されました。 本人は、骨転移を心配していましたが、血液検査と画像検査の結果、癌ではないことが確証されたので、お互い不安なく、肩のケアに専念することが出来ました。 

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肩甲骨内上角と内縁の膨隆と浮腫が改善

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before 肩甲骨周辺が膨隆   

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 痛みなく全可動域を動かせるようになるでは、もう数回掛かりそうですが、3回目で翼状が改善されています。 
 下部僧帽筋が機能し始め、前傾、外旋していた肩甲骨がリポジション(下制+後傾)されて、頭の後ろで手を組んで、休めるようになっています。
       
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肩の痛みと機能が回復すれば、姿勢も改善される

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女性自身連載 第2弾

第2弾です。

女性自身連載第2弾

今回は、ロックバックというエクササイズを紹介しています。
屈んだり、しゃがんだりする動作が、最も腰部に負担をかけるのですが、重量挙げのように、出っ尻(ヒップヒンジ)で、腰の反りをキープしたままの体勢で行えば、腰を傷めるリスクは大幅に減ります。

ロックバックは、理想的なヒップヒンジを行うための準備と言えます。

第3弾では、ロックバックを活かした「腰を痛めない屈み方、持ち上げ方」を御紹介致します。

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第1回セミナーに参加される方へ

参加される方の人数が、当初予定していた倍になってしまったので、ご不便をお掛けするかと思いますが、予めご了承くださいませ。次回は、近所の地域センターの会議室を借りる予定です。

第1回 「緩くて濃いオトナのセミナー」
セミナー参加者各位

さわやかな季節となりましたが、皆様におかれましては健やかにお過ごしのことと存じます。

早速ですが、セミナーの概要が決定いたしましたので、下記の通りご案内申し上げます。

開催日時:11月19日13:00〜14:20

場所:Maro’s 渋谷区恵比寿南3-3-6 K’sフラット102号室

服装:動きやすい服をご持参下さい

セミナーの内容
テーマ「歪みパターンからの解放」
①ヒトの体が歪む理由
②歪みのパターンは決まっている
③パターン・スタックがもたらす「痛み」と「機能障害」
④どのパターンにハマっているのかを知る
⑤パターンから抜け出す方法とは
⑥目指すは‘ニュートラリティー’なカラダ
⑦質疑応答

以上、ご質問が御座いましたら、遠慮なくお尋ね下さい。

朝晩の寒さが増してきましたが、どうぞお体をご自愛くださいませ。

Maro’s代表
伊藤和磨 拝

坐骨神経痛の一例

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 私の腰痛と、症状が酷似している61歳のクライアントさんの画像。

 左臀部から脛にかけて、強い痛みと痺れがあります。
骨盤を中心に戻そうとすると、椎間板ヘルニアによる典型的な坐骨神経痛の症状が誘発されます。
 
痛みで筋肉が硬直して血流が滞り、筋の内圧が上昇し、ふくらはぎと大腿、大殿筋がパンパンに張っていました。
  これが人の体か?という硬さです。坐骨神経痛は、立ち上がると発症し、座ると緩和します。歩き続けることが困難で、ときどきガードレールに寄り掛かって休まざるを得ません。
  重度の坐骨神経痛の辛さ、経験した人にしか理解できないでしょう。
 多くの治療家やトレーナーが、腰痛症の治し方について語っていますが、眠れない、座っていられない程の苦痛は、幾ら勉強しても体験しないことには、核心は語れないでしょう。(腰痛経験者でなければ、腰痛を改善できないと言っているわけではありません)

 昨年末、エジプト行きを断念する羽目になった坐骨神経痛のお陰で、椎間板ヘルニアや坐骨神経痛に対する理解が、より一層深まりました。
 玄関から這うようにして患者さんが入って来ても、今では全く動揺することはありません。
過去の経験を通して、何をすべきで、何をすべきでないか、頭の中で直ぐに戦略が立てられるからです。

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  今回、この症例を挙げたのは、典型的なヘルニアによる神経症状と思いきや、MRIの画像所見には、全く異常が認められなかったケースだからです。
 関節や骨、椎間板などの変形が認められても、全く痛みが発現しないケースもあれば、彼のように構造的な問題がなくても、苦痛で上体が曲がってしまう人も大勢いるのです。

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 だからと言って、NHKスペシャル 腰痛・治療革命〜見えてきた痛みのメカニズムのように、「腰痛の原因は脳にあり!」という考え方に対しては、私は少々否定的な考えをもっています。

毎日12時間、患者さんの体に触れていると、画像診断機器には描出できない、僅かな組織の違いや異常を触知できるからです。(鮨を握る感覚とセンスに近い特殊な感覚)

あの放送があってから、どれだけ多くの方から、「腰痛って、脳に原因があるんですか?」と、尋ねられたことか。
あらゆる手段を尽くした後で、どうしても痛みが改善しない場合に、脳内の鎮痛抑制機構が正常に機能しているのかを語るのであれば理解できますが。

「 画像所見で異常がない→本人が痛みを訴えている→脳内で架空の痛みを作り出している」
自動的にそう考えるのは、触診(センスと経験が重要)や機能的な検査を行わない専門家か、机上の理屈で解決しようとしている人です。

あの番組は、少なからず腰痛患者に誤った印象を与えてしまったのではないかと思います。

私が日々対面しているのは、写真に写らない痛みや機能障害ですが、研ぎ澄まされた手の感覚と、蓄積された経験の組み合わせは、どんなに精密な機械をもってしても敵わないと思っています。

そういう手の感覚とセンスに出会うのは、なかなか簡単なことではありませんが、根気よく探し求めていれば、いつかチャンスはやってくるはず。

尻や脛の痺れがある場合、L4〜S1の椎間板ヘルニアを 疑うのが通例ですが、Th12〜L3に形成されたtrigger pointが坐骨神経痛の原因となっている場合が、少なくありません。

テキストや教科書には載っていませんが、実際に、この部位(腰腸肋筋、胸最長筋、腰方形筋 外側縁のTP)のtrigger pointを圧迫すると、仙骨外縁と腓骨部が痙攣します。

 trigger pointを完全に消失させることは不可能ですが、ある程度散らすことができれば、重度の坐骨神経痛であっても大幅に改善します。

上の画像を見る限りでは、1回のセッションで状態は好転しましたが、次に会ったときに維持できている保証はありません。 ヒトの体を治すことは、本人の行動変容が伴わない限り、本当に難しいことです。

玄関で患者さんを見送るとき、アドバイスをした事を実践して、少しでも改善して戻ってきてくれることを願っています。

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雑誌 女性自身 予約が取れない人気ゴッドハンドが教える”誰でもできる健康法 簡単裏ワザ

 本日、雑誌 女性自身のweb上で、「予約が取れない人気ゴッドハンドが教える”誰でもできる健康法 簡単裏ワザ」というコーナーに記事が掲載されました。3回の連載で、腰痛のセルフケアと、腰を傷めない股関節の使い方にスポットを当てています。

女性自身 予約が取れないゴッドハンドの健康法&裏ワザ

これまでは、どんなメディアであれ紹介されるときに「カリスマ」や「ゴッドハンド」といった、胡散臭い冠を付けられることを拒否してきました。
如何にも胡散臭くて安っぽいし、はばったいから。
本企画に限っては、「読者に有益な情報を発信する」という主旨がしっかりとしていて、ブレていなかったので、オファーを受諾しました。
腰痛の根治は、受け身だけでは不十分です。
 
 腰に持続的かつ過大なストレスを与えている不良な姿勢と、誤った動作パターンを改善しない限り、根治と再発リスクを0に近づけることはできないのです。
殆どの慢性の腰痛患者は、1日の大半を腰を丸めて過ごしています。座っているときも、屈んで用事をするときも、物を持ち上げるときも…。
この腰部を支点にした動作パターンを、出来るだけ早期に見直して、背骨のS字を維持したまま、出っ尻で屈む「ヒップヒンジ」を、脳に刷り込む必要があります。

 逆に言えば、ヒップヒンジをマスターして、生活動作に組み込めたら、少なくともギックリ腰には二度となりません。

 今回の企画では、ヒップヒンジのやり方から始まり、腰に負担を集中させない座り方、椅子から安全に立ち上がる方法など、日常生活で直ぐに活かせる事だけに絞って紹介しています。
予防医学的な意味も含めて、腰痛の自覚症状がない方にもオススメです。

パーキンソン病

これまで、パーキンソ病と闘っている患者さんを、15人ほど担当してきました。
 専門外ではありますが、罹患された方の不安と不調を、少しでも軽減できればと、あれこれ工夫してきました。

 先日いらしたシニアの女性も、長年パーキンソ病と向き合ってこられた方で、問診中も軽度の振戦が認められました。
 彼女は、アメリカに長く滞在され、教師をされていました。良い意味で、アメリカ人的な大らかさと、アグレッシブさがありました。
 そして、 少しでも良くしたいという、強い意志が伺えました。

 人は、極度の不安に陥ったり、大病したりすると、体が萎縮します(屈曲・内転・内旋) 。
 著書を読んで来院されたこの女性も、問診の時点では体全体が硬直+萎縮していました。

 姿勢検査と運動器の機能をテストして、陥っている歪みのパターンを指摘し、改善する為の方法を助言すると、激しく同意し、運動療法を実践してくれました

 この女性の既往歴は複雑で、過去の病気や怪我が絡み合って、スウェイバック姿勢で、下半身が極端に右回旋していました。
 拘縮・癒着した部位を施術すると、極端な姿勢の非対称性が改善して、動作も大幅にスムーズになりました。
 可動性が改善した後は、歪みのパターン病から抜け出すための動的ストレッチを指導。
 この時点で、画像の通り姿勢のシンメトリーは、かなり改善していました。

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セッション前。下半身全体が右回旋している。

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セッション後

 姿勢が整った後は、歩行フォームのチェック。
「骨盤が左へシフトし易いから、歩くときは左手を腰に置いて、いつもより20%速度を上げて」と指示すると、今度は「そんなに早く歩かなくていいから!」と、こちらが慌てるほど、スタスタと歩き始めました。まるで、別人の様です。

  パーキンソン病が、難病であることに変わりはありませんが、意識的に動かしていかないと、二次的、三次的な機能不全が発現します。
 0か100で考えるのではなく、少しずつコンディションを上げていこうとする志勢が大事かなと思います。

「日本では、パーキンソ病のリハビリを人任せにして、自分で治そうとする人が少ないわね」と、仰っていましたが、それは他の疾病・疾患にも当てはまる事でしょう。四十肩や腰痛症のリハビリでも、誰かが治してくれると思っている方が大勢います。

 帰り際に、「話を聴いて不安が減り、希望が持てました」と言って下さった事が、何よりのご褒美になりました。
 もっと良くしてあげたい。思うことは、それだけです。