2018年9月10日
In
マロッズの小窓
手紙
昨日、秩父宮ラグビー場でNTTコム(シャイニングアークス)対 SUNTORY(サンゴリアンズ)の試合を観てきました。
日本A代表の合宿で臨時コーチを務めさせてもらうなど、ラグビー界とは関わりがあるのに、一度もスタジアムで試合を観たことがありませんでした。
競技場のエントランス付近にある関係者受け付けで、チケットが入った封筒を受け取ると、手紙も同封されていました。
メッセージを伝えるだけなら、親指1つで事が済む時代に、あえて筆をとる意味と重さを感じます。
ラグビー界きってのnice guyとは聞いていたが、こういう素敵なことを、さり気なくやれるアスリートは、そういない。
金選手が、多くの人に愛されている理由がよくわかります。
自分の仕事には様々な側面があり、相手によって価値とプライオリティが変わります。とても大事に思ってくれる人もいれば、そうでない人もいます。
己の力に対して、「たかが」という冷めた見方と、「されど」という熱い気持ちの両方を、バランスよく持っていることが大切だと思います。
こういう手紙を頂くと、色々な事が報われて、明るい気持ちになれます。
そして、これが自分の仕事なんだと誇りに思えます。
何のために頑張るのか、一枚の手紙が気づかせてくれています。